運動指導のプロである理学療法士が教える、子供の姿勢を良くするコツ

親子でよい姿勢を考えよう

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■「子は親の鏡」。大人も自分自身の姿勢を見直す機会を持とう。

■「どちらが長い間、良い姿勢で椅子に座れるか」を親子で競争するなど、一緒に楽しみながらできる取り組みを考える。

■親子で姿勢について話し合う機会を持ち、「親子で良い姿勢になる!」を目標に取り組もう。

【姿勢学習は子どもだけの問題ではない】

子どもの姿勢を良くするためには、我々大人がどんな姿勢をとっているかを考えなおすことも大事です。
例えば、ソファに寝そべってテレビを見たりしていませんか?
「子は親の鏡」とはよく言ったもので、これは姿勢のことについても言い得て妙、です。
子どもは真似をすることから始めます。ですから子どもさんの姿勢が悪いのは、実は親御さんの姿勢の悪さが原因かもしれませんよ(^^)

大人も姿勢学習が出来ていなければ、良い姿勢をとることができません。
また発達していく子どもと違い、大人は日々老化との戦いです。ま、それは極端としても10代~20代前半でピークだった体力、気力は下降線をたどる一方です。その中で今から姿勢を良くしていくことは大変な作業です。
それでもやはり大人も今一度良い姿勢について、再度学習する必要があるのではないでしょうか。
ソファで映画を見ている時。ダイニングチェアで晩ご飯を食べている時。電車の座席に座っている時。どうですか?良い姿勢を保持できているでしょうか?

【親子で姿勢を見なおしてみよう】

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いい機会です。一度子どもさんと普段の姿勢について話し合って見ませんか?
一度子どもさんに自分の姿勢について、尋ねてみましょう。もしかすると子どもさんから「いつも体がぐにゃ~として、テレビ見てるよ」と指摘されるかも知れませんよ(^^)

ぜひ一度子どもさんと楽しく姿勢について語ってみてください。

 

そして、親子で「姿勢保持バトル」をしてみましょう。

例えばこんな風に。

椅子にもたれずに、背をしっかり伸ばして座ります。その姿勢のままテレビを見るなり、ゲームをするなりして過ごします。時間は10分でも15分でもOKです。

 

さて、勝負はどちらが長い間背筋をまっすぐにして座っていられるかを競います。

ここで保持時間中にテレビを見るかゲームをするというのがミソです。ゲーム姿勢のページでも述べているように、人間は集中してくると姿勢が悪くなりやすいのです。

特にテレビやゲームに集中してくると、背中を丸めて、顎を突き出し、頚部にものすごく力を入れて見るようになります。

そうすればビンゴ!完全に体幹が屈曲位となってしまいます。ハイ、悪い姿勢の典型です。肩こりを引き起こす典型です。

 

お母さんなど家族のうち、バトルに参加していない方が審判です。

じっと黙って(知らん顔して)状況を見守り、体幹屈曲(崩れた姿勢)が10秒程度続いたら、「ハイ!アウト!」と指摘します。

 

実は背を伸ばすことをずっと意識していても、長時間保持することは至難の業なのです。

それだけ体幹を意識して使い続けるのには、ものすごくエネルギーがいるわけです。

意外にも子どもさんのほうが勝率がいいかもしれません。

なぜなら大人のほうが背も高く、重さもあるので体幹を働かせ続けるのにかなりの労力を必要とするからです。

いずれにしても、一度子どもさんと勝負してみてください。大人の方も良い姿勢をとり続けるには、ものすごく大変なことだとお分かりいただけるはずです。

 

ちなみに、普段から着物を着ている方はしっかりと背筋が伸び、また長時間でもそのいい姿勢を保持できているものです。

「じゃあ、着物を着ればいいの?」ということになりますが、いいえ、そうではありません。むしろ着物をよく着る方は注意が必要です。

着物を着ていると「帯で締め付ける」ことで腹圧が高まりその結果背筋の伸びた姿勢になるだけのことです。

本来は腹筋や背筋がしっかり働いて体幹を保持しなければいけないところを帯に頼ってしまっているわけです。

つまり帯のお陰で腹筋を使わなくても背筋を伸ばすことができるのです。

そういうことから考えると、帯を常用していると腹筋や背筋を使う機会がなくなり、結果として体幹筋の低下を引き起こすことになります。

腰痛のある方がコルセットを常用しているうちに体幹筋がどんどん弱って、結果さらに腰痛がひどくなる、といった現象に似ています。

着物は長期的に見れば、体幹機能の低下を引き起こすので注意が必要です。

 

 

やはり、良い姿勢の保持は、自分の筋力をしっかり使って行うことが大事ですね。

【お互いに指摘し合おう】

これからは、親子で良い姿勢をとるために、親子でそれぞれの姿勢について指摘し合いましょう。

無意識な自分の姿勢の崩れは、自分ではなかなか気付かないもの。

これを親子で指摘し合えば、「ああ、そうだった!」と気づくことができます。

「親子で良い姿勢になる」という目標で行きましょう!

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