昨日、子どもと姿勢研究所の一般社団法人化に伴い、理事および監事をお引き受けいただいた方々の所へご挨拶回りに行ってきました。

ご挨拶だけではなく、それぞれの専門分野の方々ととても有意義なお話ができたので、記録を兼ねてルポルタージュっぽく書いてみます。

午後12時半スタートです。

大学教授から、学校における子供の発達や姿勢の課題を教えてもらう

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※画像はイメージです。

まずは、某女子大学へ。

 

理事に就任していただいたのは、昨年まで講師をされていた先生と、教授のお二人。

教授からは、学校での子供の姿勢の課題や学級崩壊などについてのお話を聞きました。

特に、発達障害に関連する子供の姿勢の問題は、筋力や持久力、あるいはやる気などではない問題、課題が多くあるというお話でした。

 

学校での姿勢発達や体作りの点においても、子どもと姿勢研究所がどうお役立ちができるかを考えていく必要があるなと感じました。

障害福祉サービス事業所で、法人化後の収益性についてアドバイスをもらう

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※画像はイメージです。

次に向かったのが、障害福祉サービス事業所などを運営されている社会福祉法人です。

こちらの理事長さんに、当法人の監事を引き受けていただくことになりました。

 

監事は、一般社団法人において、独立した権限を持ち、理事の職務執行の監査を行う役割があります。

なかなか大変な仕事かつ重要なポジションであるのですが、快諾いただきました。

 

理事長さんとは、「法人化後、どのように収益を上げていくか」「どのような事業展開を行っていくか」、というお話をしました。

法人化をすることで、公共性と収益性をどうバランス良く取っていくかが重要な課題になると思います。

 

例えば何かの研修事業を展開する場合、公益性だけを考えると、参加費無料!ということにすればいいのでしょうけれど、それでは法人としての体力が持ちません。

かといって、営利企業のようにベラボーに高い参加費をいただくわけにもいきません。

このバランスが何よりポイントになると思うのですが、具体的な参加費の設定、ということになると、なかなか悩ましいです。

 

いずれにしても、「なんでも無料!」というサービスでは、質の低下(参加者の質も含めて)は否めないので、自信を持って値付けをしていくべきなんだろうなと感じました。

言語聴覚士養成校の先生から、ネットワークの大切さについて教えてもらう

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※画像はイメージです。

最後に向かったのは、リハビリテーションの専門家を育成する養成機関(学校)です。

言語聴覚士を養成している先生に理事を快諾いただきました。

 

言語聴覚士は、ことばの専門家というイメージがありますが、それだけではありません。

飲み込みの問題(摂食)や発達障害などにおけるコミュニケーションの問題にも精通している職種です。

 

余談ですが、実は子供の姿勢の問題と飲み込みの問題、あるいは口腔機能や虫歯の問題は、とても関係性があります。

ある歯科医の方のお話では、姿勢が悪い子供は虫歯になりやすい傾向があるそうです。唾液との関係から来るようです。

 

こちらの先生からは、ネットワークの重要性についてのお話を聞きました。

活動の幅を広げていくには、ネットワークが重要であることは周知の事実ですが、大切なのは他領域とのネットワークです。

つまり、子供の体作りや姿勢作りを推進するためには、狭い領域だけでネットワークを作っていては不十分で、広範囲のネットワーク(例えば行政や政治なども含めたネットワーク)作りが大切だとのことでした。

 

なるほど、狭い世界だけでネットワークを作っていても、その領域の考えかたから思考が出て行かないことは実感としてあります。

療育の世界は特に閉鎖的な環境にあるので、気を付けないと知らず知らずのうちに、自分で視野を狭めてしまっているということになりかねません。

 

どんどん、色々な世界との接点を持って行かないといけないな、と改めて感じました。

6時間の旅、とても有意義な時間でした

12時半にスタートした今回の「ご挨拶回り&色々な専門家の話を聞こう!計画」は6時間をかけて終了しました。

実はまだもう2人理事の方がおられるのですが、今回は予定が合わずに見送らせていただきました。

次回、またレポートしたいと思います。

 

ご挨拶だけではなく、色々な専門家から、それぞれのお話を聞けたことは、私にとって大きな収穫でした。

これから、理事や監事の皆さんからのサポートをいただきながら、代表理事として活動していきたいと思います。

 

ということで、今回の記事はいかがだったでしょうか。

なんだか、記者になった気分で、楽しかったです(記者になりたかったんです)。

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

これからも子どもと姿勢研究所をどうぞよろしくお願いします。

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西村 猛(管理人)

西村 猛(管理人)

”触らない”理学療法士(子供の発達、特に座る、立つ、歩くなどの運動発達が専門)。一般社団法人子どもの姿勢とこころの発達研究所代表理事。コラムLatte専門家コラムニスト。 姿勢の悪い子供を減らしたい!という思いから、一般の方に向け、子供の姿勢発達や体作りについての情報提供をおこなっている。「分かりやすい解説」が好評で、マスメディアをはじめとする様々な媒体からの取材も積極的に受けている。 ■研究分野:子供の姿勢、幼児の体作り、発達障害児の身体的発達と課題

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