2017_02_05

先日からスタートした「股止めプロジェクト」の経過をご紹介します。

前回の記事では、仕事仲間「はっしー」手作りの股止めのご紹介と、発達障害のある子どもさんのクラスで使用した際の効果についてご紹介しました。

はっしー
こんにちは!西村さんの仕事仲間、はっしーです!ぼくの作った股止めを紹介してもらっています。よかったら読んでみてくださいね。

今回は、「工房業者」さんにお願いして股止めの試作品を作ってもらったというお話です。

工房業者さんとは?

股止めプロジェクト第一弾は、「工房さんに股止めのデモ(試作品)を作ってもらうこと」です。

私の職場には、工房業者さんが数社出入りしておられます。

 

ちなみに工房さんは、普段どういったものを作製されているか簡単に説明しておきましょう。

「自分で座ることができない子どものための専用の椅子(座位保持装置)」や「自分で立つことができない子どもが、ベルトなどで体を止めることで立つ姿勢が取れるようになる台(立位台)」、「体の不自由な子ども専用のバギー」など、体にハンディのある子どもたちが日常生活の中で使うための専用品などを作っておられるのが、工房業者さんです。

これらの用具(商品)は、身体障害者手帳で(制度を利用して)作製することが可能です。

 

さて、今回股止めの試作品を作ってくださったのは、○○工房さんです(現時点では会社名は匿名にしています)。

はっしーを始めとするスタッフが手作りした股止めをお見せし、またサイズなどを説明したうえで、試作品の作製をお願いしました。

「とりあえず、作ってみます」と言っていただいてから、およそ1週間後に「できましたよ」と。

ボランティアで作製をお願いしたのに、納期の早いこと!

試作品が完成!さすがはプロの技術。見よこのクオリティの高さを!

P1070847

そして、出来上がってきたのがこちらです(左のもの)。

右はスタッフが作ったお手製股止めです。

スタッフ作の股止めも結構な力作なのですが、左の工房さん作のものと比べるとやはりプロの実力を感じずにはいられません。

 

実はこの外張りの色(茶色)も、「幼児椅子などに取り付ける機会が多いと思いますので、それに合わせた色にしておきました」とのことです。

う~ん、この心配り。そんなこんなも含めてプロだなあと感心しました。

 

画像ではお伝えしにくいのですが、内側にはゴム素材を使っており、適度な硬さになっています。

股止めは、柔らかすぎると固定力が悪くなりますし、硬すぎると不快になります。

実はこういったあたりの調整は難しいのですが、一発で適度な硬さのものに仕上げてくださいました。

 

さて、この股止めをどうやってイスに取り付けるのか、という問題が残っています。

適当なクランプがあればいいのですが、この辺りは次の課題ですね。

 

ということで、今回はここまでです。

「股止めプロジェクト」シリーズは、股止めの効果の検証を重ね、実践導入へとつなげていく様子を記事として綴っていきます。

次回の記事をお楽しみに!!

 

おことわり

※この股止めは試作品です。販売はしていませんので予めご了承ください。
※今回試作品を作ってくださった工房業者さんは、(試作品のため)匿名にしています。今後プロジェクトの進行に合わせて、作製業者さんについてもご紹介させていただきます。

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西村 猛(管理人)

西村 猛(管理人)

”触らない”理学療法士(子供の発達、特に座る、立つ、歩くなどの運動発達が専門)。一般社団法人子どもの姿勢とこころの発達研究所代表理事。コラムLatte専門家コラムニスト。 姿勢の悪い子供を減らしたい!という思いから、一般の方に向け、子供の姿勢発達や体作りについての情報提供をおこなっている。「分かりやすい解説」が好評で、マスメディアをはじめとする様々な媒体からの取材も積極的に受けている。 ■研究分野:子供の姿勢、幼児の体作り、発達障害児の身体的発達と課題

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