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ヒトが自然に立っている時の腰の椎間板にかかる負担を100とします。
では、椅子に座っている時の腰の椎間板にかかる負担は、立っている時と比べて大きい?小さい?

答えは、
「負担が大きい」です。

座った時椎間板にかかる負担は、立位時の40%増しです。つまり100:140ということになります。

ということで、腰の椎間板への負担「だけ」を考えたら電車やバスの中では座るより立っている方がいいということになります。

でも、座ったほうが楽に感じませんか?
それは次のような理由からです。

1.足の筋肉が休まるから。
2.お尻や腰、また腹筋などのお腹の筋肉が休まるから。
3.背もたれにもたれることで、背筋も休まるから。

いずれも筋肉が休まるからという理由です。
腰の椎間板にかかっている負担というのは自覚できませんから、私達はつい筋肉が楽か疲れているかで判断をしてしまいます。
だから座っている方が楽だと感じるのです。楽というのは、そうです「筋肉が楽」なのです。

特に立っている時に背筋を過剰に収縮させている人(後ろに反り返るくらい腰を反らす人)は、椅子に座ることで背筋の活動をしなくてよくなるので、ついつい座りたくなりますね。
でも椎間板はツライ思いをしていると(^^ゞ

では、どうすればいいのか、ですね。
できるだけ背筋を過剰に使わないような立ち方になるように、一度自分の立ち姿勢を鏡で確認してみましょう。
・腰が反り気味になっていないか。
・逆に猫背になっていないか。
・お腹を突き出した姿勢になっていないか。
・左右対称的になっているか。
・どこか一つの筋肉に過剰に力が入っていないか。

こういったところを確認してみましょう。
そして足のどこに体重がかかっているかを確認します。
踵にかかっていますか?それともつま先?どちらも間違いです。
足の裏全体で体重を受けるように調整してみましょう。重心は土踏まず辺りにくるのがよいでしょう。

そうして自然な姿勢で立てるようになれば、電車などで実践してみましょう。
きっと、以前より楽に立てるのではないでしょうか。

試してみてくださいね。

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西村 猛(管理人)

西村 猛(管理人)

”触らない”理学療法士(子供の発達、特に座る、立つ、歩くなどの運動発達が専門)。コラムLatte専門家コラムニスト。 姿勢の悪い子供を減らしたい!という思いから、一般の方に向け、子供の姿勢発達や体作りについての情報提供をおこなっている。「分かりやすい解説」が好評で、マスメディアをはじめとする様々な媒体からの取材も積極的に受けている。 ■研究分野:子供の姿勢、幼児の体作り、発達障害児の身体的発達と課題